みえない


今夜は、
見つけられなかったんだよね。

キミのこと。

この目で届くところ
ぜんぶ見渡したんだけど
この続きはきっと
明日の夜に
なるんだろうな。

両方の耳に突っ込んだ
詳しいことはよくわからない

白く冷たいソレから
流れてくるのは

目には見えない
あたたかな、
かたちあるもので。

寒空に手をかざして
星たちのメロディを
指でなぞって。

見えないけどさ。

見えてるんだよね。


ちょっとはやめの
かえりみちは
どこかつめたくて。

ふとした瞬間に触れる
その想いは
どこか遠くって。

わからなくなるのは
まだはやいと
この心に決めて
走り出す足は
止まることはなく。



やあ。

今、キミがどこにいるか
この目では
確かめられなかったけど。

キミのことだから。


きっとね。


きっと。



またあした。